血管年齢検査

血管年齢とは?

血管年齢とは、血管がどれだけ老化しているかの目安を表す指標です。血管年齢が高いほど、動脈硬化が進行していることとなります。
カナダの著名な内科医であるウイリアム・オスラー博士の有名な言葉に「人は血管とともに老いる」というものがあります。血管年齢を検査するということにより、自分の体の状態を把握でき、生活習慣を見直す大きな手がかりにもなるのです。
例えば実年齢よりも血管年齢が高い場合、脳出血・脳梗塞・狭心症・心筋梗塞・閉塞性動脈硬化症など命に関わる病気を引き起こす危険性が高くなります。それにより、動脈硬化の程度を測定し、ご自身で血管年齢を把握することによって、生活習慣を見直して脳梗塞や心筋梗塞などの病気を予防しようというのが血管年齢の検査の目的です。

検査でわかる症状や疾患

血管年齢検査は「動脈硬化の度合いを知る検査」で、つまり血管の硬さがわかります。「血管(動脈)のつまり具合や柔軟性を知る検査」ともいえます。
血管は老化が進み細くなり、動脈硬化となってしまっても症状が出ない特徴があります。そのため判断が難しく、血管年齢検査や予防医学が重要となっています。

検査内容/流れ

動脈硬化の進み具合(血管年齢)は約5分で簡単に診断できます。
(1)腕と足の血圧と首の血管を超音波で診て、初期~重度の動脈硬化(血管年齢)の検査をします。
(2)すぐに結果が出るのでその場で医師の説明、指導を受けることができます。

生命に関わる疾患を引き起こす「動脈硬化」とは

動脈硬化は、放置しておくと生命に関わる重篤な病気を引き起こす恐れがあります。心当たりのある方は血管年齢の検査を受けることをお勧めします。
動脈は、内膜・中膜・外膜3層構造で構成される血管で、心臓から強く押し出された血液が流れるため弾力性と柔軟性を持ち合わせています。動脈の内側に血液中の脂肪などがつき、血管の壁が厚くなり弾力性が失われ、血管が劣化したり狭くなったりしてしまうのが動脈硬化です。
また動脈硬化は、食事、運動、飲酒、ストレス、喫煙などの生活習慣(ライフスタイル)の違いによっても大きく影響します。
動脈硬化は自覚症状がなく進行し、処置をせずに放置すると、脳出血・脳梗塞・狭心症・心筋梗塞・閉塞性動脈硬化症など生命に関わる病気を引き起こす恐れがあります。そのために生活習慣を見直すことはもちろん、血管年齢の検査を行い、早期診断・早期治療を心掛けましょう。

動脈硬化の予防法
  • 栄養バランスのとれた食生活
  • 適度な運動の継続
  • 十分な睡眠
  • 禁煙
  • アルコール摂取は適度に

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